MetaMotionS

10軸IMU ケースレス設計 小型センサーフュージョンボード

MetaMotionSの製品概要

MetaMotionS は、多軸モーションセンシングと環境センシングを一体化した、コンパクトな10軸IMUセンサーフュージョンボードです。
3軸加速度・3軸ジャイロ・3軸磁力・1軸気圧センサーに加え、温度センサーや環境光センサーも内蔵しており、1台で動作・姿勢・環境の各種データを同時に取得することが可能です。

本製品は、小型フォームファクターとケースレス設計を採用しており、組込み開発やプロトタイピングへの活用に最適です。必要に応じて、純正ケースやユーザー独自の筐体にも柔軟に対応できるため、IoTデバイスやウェアラブル機器への実装にも幅広く対応します。

また、C++、Python、JavaScript などに対応した SDK や、マルチOS対応の API も提供されており、さまざまな開発環境での導入がスムーズです。モーションキャプチャ、バイオメカニクス研究、IoT機器の開発など、多様な分野で高い性能を発揮するセンサーボードとして、多くの研究・開発現場で活用されています。

主な用途

• モーションキャプチャ
• IoTセンサー開発
• ウェアラブルセンシング
• リハビリテーション研究
• スポーツ動作解析

MetaMotionSの製品仕様

主な仕様

本体・センサー構成

• サイズ (寸法)：
  – ケースあり：36mm × 27mm × 10mm
  – ケースなし：29mm × 18mm × 6mm
• 重量：
  – ケースあり：約8.5g 
  – ケースなし：約3〜6g
• 筐体：ケースレス設計 (基板単体提供)、IP40準拠のプラスチックケース (オプション)
• 内蔵センサー：加速度 (3軸)、ジャイロ (3軸)、磁力 (3軸)、気圧、温度、環境光
• センサーフュージョン出力：クォータニオン、オイラー角 (Yaw, Pitch, Roll)、線形加速度、重力加速度、方位

通信・ソフトウェア互換性

• 通信方式：Bluetooth Low Energy Smart v5.0
• 対応SDK / API：Swift、C++、Java、JavaScript、Python
• 対応OS：iOS、Android、Windows、Linux

メモリ・データ記録

• メモリ：8MB NOR Flash (最大100万件のセンサーデータ保存)
• 記録モード：
  – ストリーミング：最大 100Hz
  – ロギング：最大 800Hz

電源・動作環境

• バッテリー：70〜100mAh リチウムポリマー電池 (USB充電対応)
• 充電時間：約2時間
• 動作時間の目安：
  – ストリーミング：約24〜48時間
  – ロギング：約24〜72時間
  – スリープモード：約6か月
• 使用温度範囲：-40°C ～ +85°C
• 準拠規格：CE、FCC、IC、RoHS

各センサーの詳細な仕様は、こちらのメーカーページの「SENSOR SPECIFICATION」をご参照ください。

メーカーサイトURL

https://mbientlab.com/