OpenQCM

オープンソース 質量変化測定 水晶振動子マイクロバランス

製品ラインナップ

openQCM Next / 詳細 (メーカーページ)

共振周波数とディシペーションの同時測定が可能な研究用 QCM-D 装置。
マルチオーバートーン解析と温度制御機能を備え、表面相互作用や粘弾性特性を詳細に解析できます。

主な特徴

• 周波数とディシペーションの同時測定 (QCM-D対応)
• 最大9次までのオーバートーン解析に対応
• ペルチェモジュールによる高精度な温度制御 (15〜45℃, 精度0.01℃)
• 独自ブリッジ型デザインで熱放散性・耐干渉性を強化
• 研究者コミュニティと連携し進化し続けるオープンプラットフォーム

openQCM Wi2 / 詳細 (メーカーページ)

基本波での質量測定に対応したシンプル設計の QCM 装置。
直感的に操作でき、研究入門や教育用途からナノスケールの分子解析まで幅広く利用できます。

主な特徴

• 基本波 (ファンダメンタル) 周波数での質量測定
• 温度モニタリング機能を搭載
• 分解能 <1 Hz、ナノグラム以下の感度を実現
• ARM Cortex-M7 搭載 Teensy マイコンによる高性能制御
• ポゴピン接点で安定した測定 (低ノイズ・低ドリフト)
• プラグ＆プレイでPC接続後すぐに利用可能
• オープンハードウェア設計、拡張や改良が容易

openQCM Q-1 / 詳細 (メーカーページ)

モジュラー設計を採用した拡張性の高い QCM 装置。
周波数・ディシペーション・位相を同時測定でき、オーバートーン解析にも対応。進化を続ける研究用プラットフォームとして柔軟に利用できます。

主な特徴

• 周波数・ディシペーション・位相を同時測定可能
• 基本波に加え 3, 5, 7, 9 次のオーバートーン解析に対応
• DDS技術による柔軟な機能拡張
• Oリング圧力を精密に調整できる新設計流体セル
• ポゴピン接点による安定性と低ノイズ化
• プラグ＆プレイで容易に測定を開始可能
• ユーザーのフィードバックを反映し改良が進むオープンハードウェア

その他取り扱い製品一例

5 MHz quartz crystal sensors – 10 pieces / 詳細 (メーカーページ)

金電極 (チタン基板) を採用した、液体バイオセンシング向けの 5 MHz 水晶センサー。

• 直径 14 mmブランク、12 mm Au-Ti 電極径
• シングルサイドコンタクト方式で液体センシングに最適
• 実用的な保護ケース入り (10個セット)
• 従来の openQCM と RFスプリング接点システムに両対応

Novaetech社製品一覧はこちらのメーカーページをご確認ください。

動画

研究関連キーワード

Quartz Crystal Microbalance (QCM) は、水晶振動子の共振周波数が表面に付着した質量の変化でわずかにシフトする性質を利用し、ナノグラム以下の質量変化をリアルタイムで検出できる高感度計測技術です。薄膜形成や分子吸着、化学反応、バイオ分子の相互作用など、表面で起こる現象の解析に広く用いられています。

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