Global Mapper 27 リリース情報|GeoCalc統合・LiDAR検証強化・新機能まとめ

Global Mapper 27 リリース イメージ画像

Blue Marble Geographics社のGISデータ処理アプリケーション「Global Mapper」の最新版、Version 27 が正式リリースされました(2026年4月)。

近年、GIS業務では、点群データやLiDARデータの活用拡大、座標変換の高精度化、複数ソフトをまたぐデータ連携など、求められる業務水準が年々高まっています。こうした現場では、高い精度に加え、効率的に処理を進められる実務性も重視されています。

今回の Global Mapper 27 では、こうした現場ニーズに応える形で、高精度な座標変換・測地処理ライブラリ「GeoCalc」の統合、LiDAR検証強化、点群品質確認、地形モデル作成支援など、多くの改善が加えられました。

Global Mapper 27 の要点

Version 27 では、高精度な座標変換LiDAR品質検証点群データの標準対応地形モデル作成の効率化データ連携性の向上が大きなポイントです。

GIS実務で見たいVersion27の改善点

Version 27 では、性能向上だけでなく、確認作業の負担軽減、複数ツール間の手間削減、地形モデル作成の効率化など、日々のGIS業務で感じやすい課題にも改善が加えられています。ここでは、実務の観点から注目したい内容を整理してご紹介します。

Global Mapper 高度な測位 設定画面イメージ

高精度な座標変換を、より一貫したワークフローで

GeoCalc の統合により、これまで外部ツールに分かれがちだった高精度な測地処理を、Global Mapper 内で進めやすくなりました。位置合わせや座標変換の整合性を重視したい場面でも、より一貫した運用を行いやすくなります。

Global Mapper ポイントクラウドデータ Lidar用途

LiDAR業務の品質確認を強化

航空LiDARや点群データを扱う業務では、飛行経路の整合やGCP精度確認など、品質管理の重要性が高まります。Version 27 では、こうした確認工程をより厳密に進めやすくなっています。

Global Mapper ASPRS密度測定手法イメージ画像

標準規格に沿った点群確認に対応

ASPRS密度測定手法への対応により、点群データの品質確認や納品時の検証を進めやすくなりました。規格への適合が求められる案件でも、確認作業を整理しやすくなります。

Global Mapper ブレイクライン抽出

地形モデル作成の効率を改善

ガイド付きブレークライン抽出により、地形モデル作成時の手作業を減らしながら、精度と一貫性の両立を図りやすくなりました。生産性を意識したワークフロー改善にもつながります。

データ連携をよりスムーズに

E57 書き出し、LAS 1.5、TFADS-O、GGF などへの対応強化により、点群・GNSS・地理空間データをまたぐ実務フローでも、変換や受け渡しの負担を抑えやすくなっています。

Global Mapper 27 のエディション別アップデート

Global Mapper 27 では、Standard / Pro の両エディションで、精度・検証・相互運用性に関わる機能強化が進められています。ここでは、エディションごとの主なアップデートを整理してご紹介します。

Standard の主なアップデート

Global Mapper Standard では、日常的なGISデータ処理や地形モデル作成、データ変換業務をより正確かつ効率的に進めるための機能強化が行われています。Version 27 では、座標変換精度や標準対応、データ連携性の向上が主な見どころです。

  • GeoCalc統合:業界標準の高精度な座標変換・測地処理ライブラリを統合し、座標系・測地系・座標変換の高精度化
  • ASPRS密度測定への対応:点群品質確認やデータ標準への対応を強化
  • ガイド付きブレークライン抽出:手作業によるデジタイズ負荷を軽減し、地形モデル作成の効率化と一貫性向上
  • 対応フォーマットの拡張:E57、LAS 1.5、TFADS-O、GGF などへの対応を強化

Pro の主なアップデート

Global Mapper Pro では、LiDAR解析や品質検証、より高度な地形解析を支える機能が強化されています。Version 27 では、点群データを扱う実務や、精度・検証が重視される業務で活用しやすい改善が加えられています。

  • GeoCalc統合:高精度な座標変換・測地系処理を単一環境で実現
  • LiDAR検証・品質管理の強化:飛行経路の整合確認やGCP精度確認を厳密化
  • ASPRS密度測定への対応:点群データの検証や納品時の品質確認を効率化
  • ガイド付きブレークライン抽出:地形モデル作成の効率化と一貫性向上に貢献
  • 対応フォーマットの拡張:相互運用性を高め、データ変換の手間を軽減

Global Mapper Standard / Pro の違い

基本的なGISデータの編集・変換・表示を中心に使う場合は Standard、LiDAR解析やより高度な地形解析、自動化処理まで視野に入れる場合は Pro が適しています。

機能 Standard Pro
GISデータ編集・変換
地図作成・3D表示
LiDARデータ閲覧
LiDAR解析・分類・検証
高度な地形解析
Pythonスクリプト連携

Global Mapper とは

Global Mapper は、地図・空間情報データの表示、編集、変換、解析を行える総合GISソフトウェアです。専門的なGIS用途はもちろん、自治体、建設、測量、研究機関、教育分野など、幅広い現場で利用されています。

  • 多様なデータフォーマットに対応
  • 高速な地図表示と大容量データ処理
  • DEM、等高線、3D地形モデル生成
  • LiDAR点群データ処理(Pro)
  • 直感的な操作性と高い実務性

ライセンスとアップグレード

Global Mapper は永久ライセンス製品です。購入時には1年間のメンテナンス・サポートが付属し、その期間内のメジャーバージョンアップをご利用いただけます。

  • 新規ライセンス購入
  • 旧バージョンから Version 27 へのアップグレード
  • 保守更新
  • Standard から Pro へのアップグレード

アップグレードをご希望の際は、現在お持ちのライセンス情報をご連絡ください。

14日間無料デモ版

Global Mapper は評価用トライアル版をご利用いただけます。導入前の操作確認や互換性確認にもおすすめです。

Download Trial
https://www.bluemarblegeo.com/global-mapper-download/

また、GeoCalc は Version 27 の標準機能として利用でき、追加ライセンスは不要です。
従来の LAS / LAZ データとの後方互換も維持されています。

こんな方におすすめです

  • GISソフトの見直しを検討している方
  • 座標変換や測地処理の精度を重視したい方
  • LiDAR点群解析や品質確認を強化したい方
  • 測量・建設・地形解析業務を効率化したい方
  • 研究用途で空間解析を行いたい方

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