【特集記事】アイトラッキング技術に関連する人気商品のご紹介

ユニポスは、数多くの研究機関・教育機関のお客様からご支持いただいている研究開発者向け海外製品調達・コンサルテーションサービスです。

本ページでは、アイトラッキング技術に関連する分野に焦点をあて、とくに研究開発で注目されている商品をピックアップしました。ぜひご覧ください。

アイトラッキングとは

アイトラッキングは、ユーザーの視線や注視点を追跡し、それをデータとして収集する技術です。通常、アイトラッキングは専用のカメラやセンサーを使用して、ユーザーが視界のどこを見ているかを記録します。この技術は視線追跡とも呼ばれ、ユーザーの視覚的な注意を理解し、人間の視線の行動を分析するために使用されます。

アイトラッキング技術に関連する製品や分野の一般的な例

アイトラッキング技術は、多くの分野で注目され、さまざまな製品やアプリケーションに活用されています。

  • アイトラッキングソフトウェア
    – アイトラッキングデータを収集し、解析するためのソフトウェア
    – WEBサイトやアプリケーションのユーザーエクスペリエンスを向上させるための、アイトラッキング技術を採用した評価ツール
  • アイトラッキングハードウェア
    – 視線のデータ収集と解析に使用するためのアイトラッキングカメラやセンサーといったアイトラッキングデバイス
    – 仮想現実(VR)や拡張現実(AR)アプリケーションにおいて、アイトラッキング技術を統合したヘッドマウントディスプレイ(HDM)
  • インタフェースデザイン
    – アイトラッキング技術によるユーザーの注目点や行動分析を、ユーザーインタフェースの設計や改善に採用
  • 行動や運動の研究やアプリケーション
    – ユーザーの注目点や行動分析を、マーケティング、交通事故、ヘルスケアなどの健康に役立てる

 

ユニポスで取り扱いのあるアイトラッキング商品

アイトラッキング技術は、マーケティングや心理学研究、VR、AR、自動車運転支援など、多くの分野で活用が期待されています。
ユニポスでもアイトラッキングに関連した製品を多数お取り扱いしています。代表的なアイトラッキング関連製品を集めました。ぜひご覧ください。

GazeSense | 3Dカメラ 視線追跡 ソフトウェア

3Dカメラと組み合わせて使用する視線追跡ソフトウェア

RealSenseシリーズ や Orbbec Astra Embedded S、Femto Bolt などの デプスカメラと組み合わせて使用する、3Dアイトラッキングソフトウェア。
専用のトラッキングデバイス(メガネ・ヘッドギアなど)を装着することなくリアルタイムな視線コーディングが可能で、3Dで視線を追跡します。

主な用途
– 行動研究や神経科学の実験
– WEBサイトやアプリのユーザビリティテスト
– マーケティング分析や広告効果測定
– 自動運転車の運転者状態監視
– ゲームやエンターテイメント分野
活用研究分野の例
ヒューマンロボットインタラクション分野、人間行動研究、社会的インタラクション、臨床研究
その他用途分野の例
ショッパーリサーチ、自動車・飛行機の操縦や機械操作等のトレーニングシミュレーション

【参考情報】
・Cube Eyeとの組み合わせによる自動車向け3Dアイトラッキング技術の例

・3Dアイトラッキングの主要なユースケース7選

【関連サービスご紹介】

テガラ株式会社 TKS事業部にて、GazeSense をすぐに使える環境一式のシステムをご提供しています。GazeSense (ソフトウェア)+ GazeSenseをインストール・セットアップしたPC、対応3Dカメラ (デバイス) の他、実験環境に適したサイズ・解像度のディスプレイ等もご希望に応じてご提供いたします。

※画像クリックでTKS事業部のWEBサイトへ移動します

納品されたその日から、実験スタート!」が可能な、テガラの TKS (ターンキーシステム)をぜひご検討ください。

テガラ株式会社 TKS事業部は、テガラの主要サービス「UNIPOS」「TEGSYS」「サポート」および「コンサルテーション」をベースに、それぞれの研究開発テーマに特化したTKS (ターンキーシステム)を提供するサービスです。 詳細は TKS事業部 WEBサイトをご覧ください

「TKS (ターンキーシステム)」とは :
特定の目的を叶えるための最適な構成で構築され、さらに事前に各種設定までされている等、「電源を入れれば (TurnKey)すぐに使える」状態で提供されるシステムを指します

Neon (Pupil Labs) | 研究開発用途 モジュール型 アイトラッキング デバイス

高い精度と汎用性を持つファストプロトタイピングのためのアイトラッキングソリューション

Pupil Core および Pupil Invisible を開発するPupil Labs 製の、モジュール設計の最新視線追跡デバイス。
Pupil Invisible よりも精度が高く、様々な環境・様々な個人からのデータでトレーニングされたディープラーニングを用いた 新しい視線推定パイプライン「NeonNet」が採用されています。 セットアップやキャリブレーションの必要がなく使用することができ、 またPupil Labsのソフトウェアはノーコードからプロコードまであらゆるユーザーのために構築されているため、 研究シーンにおいて複雑な導入無しに簡単に利用できることも特徴です。

主な用途

– 視覚特性の研究
– 注視推定のためのグラスウェア / ヘッドマウントディスプレイ
– ユーザインタフェース研究
– VR / ARコンテンツ開発
– 機能的眼窩理学の分析

【参考情報】
・使い方の説明

・【リリース情報】Neon : Pupil Labs 社製 最新アイトラッキングデバイス

Pupil Core (Pupil Headset) | アイトラッキングカメラ 主観視点カメラ 搭載 ヘッドセット

アイトラッキングカメラ+主観視点カメラ搭載ヘッドセット

メガネ型のウェアラブル端末。
アイトラッキングカメラ(Eye Camera)と主観視点カメラ(World Camera)を搭載し、視線の動きと主観視点を同時に記録できます。USB 2.0経由でLinux、Mac、WindowsのPCやタブレットと接続し、Pupil Capture、Pupil Playerといった無償のソフトウェア上でデータを記録できます。

Pupil Coreはオープンソースプロジェクトで、ユーザーはシステムを個別に調整し、必要に応じて拡張できます。開発用コードが公開されており、研究者や開発者は自身の要求に合わせてシステムをアレンジできます。

主な用途
– 視覚認知プロセスの研究用途
– WEBサイトやアプリのユーザビリティテスト
– 広告や商品デザインなどにおけるマーケティングリサーチ
– 運転シミュレーターでの視線計測
– 映像コンテンツや芸術作品の鑑賞者の注目度分析

【参考情報】
・使い方の説明

Uniposでは、Pupil Core (Pupil Headset)を7日間無料でレンタル提供しています。
▼サービスの詳細は、下記バナーをクリックしてご確認ください。

Pupil Invisible | メガネ型のアイトラッキングデバイス

Pupil Core を開発するPupil Labs 製のメガネ型視線追跡デバイス

高性能な眼鏡型アイトラッキングデバイス。
ディープラーニングを用いた視線推定パイプラインを採用しています。キャリブレーションの必要がなく、デバイスを装着しアプリで録画ボタンを押すだけで、視線と同時に見ている風景のデータを取得・記録します。風景を記録するための”Scene Camera”は取り外し可能です。

主な用途

– WEBサイトやアプリのユーザーエクスペリエンスの評価・改善
– 認知心理学や視覚認知プロセスの研究
– 広告キャンペーンの効果や消費者の行動分析
– 運動科学におけるスポーツパフォーマンスと運動技術の評価

【参考情報】
・使い方の説明

Gazepoint GP3 HD/GP3 Eye Tracker | 研究開発用途 想定 高性能 アイトラッキング システム

研究開発用途も想定された高性能アイトラッキングシステム

人の視線の動きを追跡し記録するアイトラッキングセンサデバイス。
ユーザーの視線を分析し、WEB UXやソフトウェアUIのユーザビリティ向上に役立てます。さらに、学術研究(例: 行動心理学 や 感情・意図の認知的研究など)やアイトラッキングに基づくアプリケーション開発の領域でも利用が期待されています。このための専用の解析ソフトウェアも用意されています。

主な用途

– WEBサイトやアプリケーションのユーザビリティ評価
– 広告の効果測定や消費者の関心度合い等のマーケティングリサーチ
– インタラクティブシステムやシミューレーター等での視線入力による直感的な操作の実現
– VR/ARにおいて視線追跡データを使用し没入感の高い体験を作成
– 自動運転車の安全運転支援研究における運転手の注意状態の検出

【参考情報】
・Gazepoint GP3 HD/GP3 Eye Tracker パッケージ比較

Black Box ToolKit v3 / mBlack Box ToolKit v2 | 心理学実験 刺激呈示 応答タイミング キャリブレーション ツール

ミリ秒単位での刺激呈示と応答タイミングのキャリブレーション

心理学実験などによる刺激呈示の正確性と精度を検証するためのデバイス。
実際の人間が実験に参加しているかのような状況を自動的にシミュレートすることで、実験ジェネレーターの精度を調整します。

主な用途
– 心理学実験
– アイトラッキング研究
– 視線キャリブレーション
– 心理学実験データの解析
– 視線データの可視化
活用研究分野の例
認知心理学の実験、記憶研究、ユーザビリティ研究、学習行動の研究、広告およびマーケティング
その他用途分野の例
人間工学研究、医療研究、自動車産業、航空宇宙工学、スポーツ科学

【参考情報】
・Black Box Toolkit v2の使用例

まとめ

「目は口ほどに物を言う」と言われる通り、視線から得られる情報は様々であり、活用分野も幅広いことがわかります。特に、マーケティングや自動運転などでの活用は我々の生活とのつながりが想像できますので、ますますの発展を期待したいですね。
ユニポスでは、アイトラッキング関連技術のトレンドに合わせて世界中からハードウェア・ソフトウェアを調達し、お客様のビジネスや研究における成功をサポートいたします。ユニポスWEBサイトに掲載のない商品も喜んでお調べしますので、お気軽にご相談ください。