3Dモデル作成ソフトウェア「PhotoModeler」のご紹介

2022.07.28

ユニポスでお取り扱いしている、フォトグラメトリ (Photogrammetry、写真測量) ソフトウェア「PhotoModeler」をご紹介します。

PhotoModelerは数枚の写真を使ったシンプルなプロジェクトから、多数の写真を使った大規模なプロジェクトまで対応し、初心者からプロフェッショナルまでご利用いただける製品です。

フォトグラメトリは写真から距離や奥行きを測る方法です。測量の知識がなくても簡単な操作で2D/3Dモデルを作成できます。一般的なデジタルカメラやスマートフォンで撮影した写真も利用でき、手軽ながら精度が高いことから注目を集めています。

PhotoModelerとは

カメラで撮影した写真から 2D/3Dモデルを作成するフォトグラメトリ (Photogrammetry、写真測量) ソフトウェアです。
対象物を複数角度から撮影することで、視差から距離や奥行きデータを取得し2D/3Dモデルを作成することができます。

プロジェクトの規模や種類によってはドローンや高精細カメラなど高度な機材が必要ですが、シンプルなプロジェクトであればデジタルカメラやスマートフォンなど身近な機材でも測定が可能です。

また奥行きや距離の測定には3Dカメラを用いる方法もございますが、3Dカメラは屋外撮影や遠距離の測定ができないなど利用環境が限定されます。
写真から測定を行うフォトグラメトリは、撮影環境の制約が少なく様々なシーンでご利用いただけます。

PhotoModelerは様々な用途にご利用いただけます。

図面がないものや、船舶の帆やオーニング (覆い) など採寸が難しいものにもピッタリ合う部品や製品を作成できます。

事故、事件の現場や証拠を手早く記録できます。現場検証が完了した後で追加で調査を行う場合にも対応できます。

既存の建物や製品をモデル化することで構造の理解に役立ちます。リバースエンジニアリングや応力、変形解析にも活用されています。

対象物に接触することなく3次元的に把握が可能なので、対象物の保全が求められる調査に適しています。

PhotoModeler の活用分野と実例の詳細については下記をご参照ください。
PhotoModeler – Applications
https://www.photomodeler.com/pm-applications/

PhotoModeler はモデル化したい対象物の画像を複数撮影し、画像に共通する部分を点群 (ポイントクラウド/Point Cloud) にすることで対象物をモデル化します。
画像に共通する部分をソフトウェアに認識させる方法は以下の4種類です。

各画像に共通するポイントを手動で指定する方法です。

対象物に専用マーカー (別売) を貼って撮影する方法です。画像内のマーカーをソフトウェアが自動で検出します。

複数画像から共通する特徴をソフトウェアが自動検出する方法です。

【ご参考】

オルソ画像について / 国土地理院
https://www.gsi.go.jp/gazochosa/gazochosa40002.html

ご利用方法の詳細については下記をご参照ください。

PhotoModeler Products – How It Works
https://www.photomodeler.com/products/how-it-works/

PhotoModelerは用途やご利用環境にあわせて、複数のラインアップとライセンス形態を選択いただけます。

UNIPOS(ユニポス)

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