産業×Unityで試作から評価を最速化 | リアルタイム3D開発を支える厳選3ツール

産業×Unityで試作から評価を最速化 | リアルタイム3D開発を支える厳選3ツール

研究・教育機関 / 企業R&D向け
リアルタイム3D活用

リアルタイム3D導入の迷いを減らす、Unity活用ツール選定ガイド

Unity Industry / Vizcom / Vehicle Physics Pro |用途別に整理して比較

研究・開発現場で求められる「見える化」「初期デザイン」「挙動再現」のスピード。
Unityエコシステムを活用すれば、試作〜評価のプロセスを短縮し、実機検証前のリスクや手戻りを抑えられます。
本ページでは、既存顧客に特に利用されている3ツールを厳選し、用途別の選び方と最短導入ルートをご紹介します。 

このページでわかること

  • 3ツールの違いを「精度・適合性・拡張性」で判断する基準
  • 用途別に、まず検討すべきツールと組み合わせ方
  • 試作〜評価までの導入フロー(意匠 / 挙動)の最短イメージ

選び方の3軸

精度の高さだけで判断すると、導入後の運用で壁に突き当たることがあります。
既存環境との「つなぎやすさ」や、将来的な「拡張性の高さ」まで含めて検討することが、プロジェクト成功の鍵となります。

1

物理精度・再現性

挙動が現実にどれだけ近いか / パラメータで追い込めるか。

2

ワークフロー適合性

既存の流れ(CAD / ROS / シミュレーション / 実機)に無理なく組み込めるか。

3

カスタマイズ性
(API・スクリプト)

制御・自動化・拡張(社内ツール連携含む)がどこまでできるか。

厳選3ツール
「統合基盤(可視化・展開)」「意匠(初期デザイン)」「挙動(車両・移動体)」に用途を明確に切り分けることで、導入判断が整理しやすくなります。

統合基盤(可視化・展開)

Unity Industry

製品名

主な特徴
  • 大規模プロジェクトや複数チームでの運用に適した、産業用途向けUnityの標準ソリューション
  • CAD / 3Dデータ取り込みとシーン統合に対応
  • 連携や拡張を前提にエコシステムを活用できる

📌

導入効果
レビューを効率化し、データ統合で発生しがちな手戻りを削減します。

💡

向いている場面
3Dデータの統合から共有まで。開発工程の一気通貫な効率化に。

意匠(初期デザイン)

Vizcom

製品名

主な特徴
  • スケッチからコンセプトを素早く可視化できる
  • 反復しながらデザイン案を量産しやすい
  • 初期検討段階での合意形成をスムーズに進められる

📌

導入効果
コンセプト決定までのリードタイムを短縮し、初期検討を前に進めやすくします。

💡

向いている場面
アイデアの高速な可視化。コンセプト合意のスピードアップに。

挙動(車両・移動体)

Vehicle Physics Pro(VPP)

製品名

主な特徴
  • 物理ベースで車両挙動をUnity上に再現できる
  • パラメータ調整で挙動を追い込みやすい
  • 実機検証前の条件確認や走行特性の事前評価に適している

📌

導入効果
実機テスト前の検証回数を増やし、設計リスクと手戻りを低減します。

💡

向いている場面
実機テスト前のシミュレーション。走行・制御の早期検証に。

3製品の比較
迷った際は「メインの用途」と「独自の強み」を軸に候補を絞り込むのが、最適なツールへ辿り着く最短ルートです。

項目 Unity Industry Vizcom VPP
主用途 産業向けリアルタイム3D基盤
可視化 / シミュレーション / 展開
デザイン案の高速生成
(スケッチレンダー/3D化) 
Unity上の車両挙動シミュレーション
強み 拡張性
CAD/3Dデータの統合から展開まで、一貫したワークフローを構築しやすい
スピード
初期案の反復と可視化が速い
物理精度
挙動をパラメータで追い込みやすい
導入のしやすさ (既存データ整備次第) (すぐ試せる) (チューニング知識が効く)

導入ワークフロー
意匠(Vizcom)と挙動(VPP)で、コンセプト検討から検証までをシームレスにつなぐ流れを紹介します。

Vizcom(意匠 / 初期デザイン)

A

意匠(見た目)を詰める流れ

1
手描き / 参考画像
イメージの材料を集める

2
Vizcom
複数のデザイン案を高速生成し、比較検討する

3
方向性を確定
候補を絞って合意する

4
CAD
寸法・形状に落とし込む

5
レビュー
関係者で確認して調整する

6
試作 / 実機
最終確認と検証につなげる

Vehicle Physics Pro(挙動 / 走り・制御)

B

挙動(走り・制御)を詰める流れ

1
CAD(形状・寸法)
モデルを準備して前提を揃える

2
Unity(シーン統合)
評価用の環境を組み上げる

3
VPP(挙動 / パラメータ検証)
条件を振って走りを追い込む

4
レビュー
前提・指標・条件を合意する

5
実機検証
結果を照合して改善につなげる

※ Unityは産業用途で「データ統合〜展開」まで含むスイートとして位置付けられています

導入イメージ
実際の研究・開発現場では、以下のような場面で活用が進んでいます。

車両研究

車両研究の導入イメージ

実車テスト前のシミュレーションにより、挙動の事前確認を迅速化。準備工数の大幅な圧縮に寄与します。

ロボ研究

ロボ研究の導入イメージ

動作検証をUnity上でタイムリーに共有。レビューの回数を増やし、指摘の往復による手戻りを防ぎます。

デザイン

デザインの導入イメージ

初期案を即座にビジュアル化。抽象的なイメージの齟齬をなくし、方向性の合意形成をスピードアップさせます。

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