【事例1】都市近郊における音響生物多様性モニタリング

音で探る生物多様性フィールドと解析の記録 事例1

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都市近郊における音響生物多様性モニタリング

― 都市化が生態系に与える影響を「音」で定量化する ―

都市騒音と鳥類・両生類の活動を、長期自動録音と解析で定量化する事例です。

要点
  • 都市化勾配に沿った鳥類・両生類の出現状況を把握
  • 人為的騒音が生物活動に与える影響を定量評価
  • 長期・連続データにより生態系変化を追跡

概要

都市化の進行は、生物多様性にさまざまな影響を与えます。しかし、都市近郊の自然環境では、人の立ち入りや観察時間に制約があり、従来手法だけで生物の活動を網羅的に把握することは困難でした。テキサス州オースティン近郊の Wild Basin Wilderness Preserve では、こうした課題に対し、パッシブ音響モニタリングを用いた生物多様性評価プロジェクトが実施されました。

利用された製品

  • Song Meter SM4
  • 外部マイクロフォン
  • 解析ソフトウェア:Kaleidoscope

技術的・研究的ポイント

複数地点に Song Meter SM4 を設置し、昼夜を問わず長期間の音響データを取得。人的調査では把握が難しい夜明け前や夜間の活動も記録され、都市騒音と種分布の関係を定量的に解析することが可能となりました。
本事例は、都市開発・環境保全・行政施策における科学的根拠づくりとして、研究開発分野への応用可能性を示しています。

同シリーズ:事例一覧

wildlife achousticイメージ画像

事例 1|都市近郊における音響生物多様性モニタリング

都市化が進む環境で、鳥類・両生類の活動を長期自動録音。都市騒音と種分布の関係を定量的に解析します。

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事例 2|絶滅危惧海鳥を守るための長期音響モニタリング(カウアイ島)

夜行性海鳥を対象に、広域・長期の自動モニタリングを実施。保全施策の効果検証に直結するデータ取得を支えます。

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事例 3|茶プランテーションにおけるコウモリ音響研究(IPM応用)

超音波データでコウモリの活動と多様性を把握し、害虫抑制(生態系サービス)評価へ展開します。

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研究目的(鳥類/両生類/海鳥/コウモリ)やフィールド条件に応じて、機材構成の検討をご相談いただけます。

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