【事例2】絶滅危惧海鳥を守るための長期音響モニタリング
絶滅危惧海鳥を守るための長期音響モニタリング
― ハワイ・カウアイ島における保全研究の最前線 ―
夜行性海鳥の生息状況を、広域・長期の自動モニタリングで把握し、保全施策の検証へつなげる事例です。
- 絶滅危惧種の生息状況把握(夜行性・広域)
- 保全対策(電線対策・捕食者管理)の効果検証
- 新たな営巣地・活動エリアの特定
概要
ハワイ諸島カウアイ島では、Newell’s Shearwater や Hawaiian Petrel などの絶滅危惧海鳥が、電力線衝突や外来捕食者の影響を受けています。これらの夜行性海鳥は人的観測が難しく、広域・長期の調査が課題でした。本プロジェクトでは、Wildlife Acoustics の音響レコーダーを用いて、大規模かつ長期間の自動モニタリングが実施されました。
利用された製品
- Song Meter SM4(従来の SM2 の上位モデル)
技術的・研究的ポイント
険しい地形やアクセス困難な地域でも設置可能な Song Meter SM4 を活用し、25万時間を超える音響データを取得。ヘリコプターによる設置・回収と組み合わせることで、人的調査では不可能なスケールのデータ取得を実現しました。本事例は、政策決定や保全戦略に直結する研究データを音響技術で支えた好例です。
同シリーズ:事例一覧
長期モニタリングの運用設計(設置・回収・データ管理)まで、条件に合わせて整理できます。

