Pupil Neonのフレームの選び方|購入前に確認したいポイント
どのフレーム?
「度付きレンズは使える?」「子どもにも装着できる?」「EEGやヘルメットと一緒に使いたい」
——Pupil Neonの導入では、計測内容だけでなく、誰が・どこで・何と一緒に使うかも大切です。
購入前に確認したい疑問に沿って、フレーム選びのポイントをまとめました。
Neonは、視線計測用のNeon Moduleとフレームを組み合わせるモジュール型のアイトラッカーです。フレームは外観だけでなく、対象者へのフィットや、動作中の保持、他の機器との併用に関わります。
まずはこの3点を整理すると、英語の製品名から探すよりも候補を絞りやすくなります。
メーカーの製品掲載順に、各フレーム・マウントの用途と選ぶポイントをまとめました。使用場面や対象者に合う候補をご確認ください。
| こんな使い方をしたい(例) | 候補フレーム・マウント | 選ぶポイント |
|---|---|---|
| 日常場面で自然に計測 | Just act natural | 通常のメガネに近い標準タイプ |
| EEGキャップやヘルメットと併用 | Is this thing on? | レンズのない最小限の構造 |
| レンズを使い、動きの多い場面で計測 | Better safe than sorry | レンズ付きで計測したい場合に。固定用のヘッドストラップは追加アクセサリー |
| 参加者ごとに度付きレンズを交換 | I can see clearly now | 度付きレンズ交換タイプ |
| スポーツなど動きの大きい場面で計測 | Ready set go! | 動きの大きい場面の計測用。ヘッドバンド一体型・レンズなし |
| 子どもの日常行動を計測 | All fun and games | 子ども向けのメガネ型 |
| 動きの多い子どもを計測 | Crawl walk run | 子ども向けのヘッドバンド一体型 |
| 機器を目立たせずに計測 | Nothing to see here | Neon Moduleを隠した外観 |
| モーションキャプチャと併用 | Every move you make | 反射マーカー付き・レンズなし |
| 視力補正とモーション計測を両立 | I can track clearly now | 反射マーカー付き・度付きレンズ対応 |
| 保護メガネが必要な環境で計測 | Safety on | Revision製レンズを採用。必要な保護性能を確認 |
| 保護ゴーグルが必要な環境で計測 | The goggles, they do everything | UVEX製ゴーグルを採用。必要な保護性能を確認 |
| 保護ゴーグルが必要な環境で計測 | All clear | ESS製ゴーグルを採用。必要な保護性能を確認 |
| 独自の装置やフレームへ組み込み | Bare metal | カスタム開発向けの接続用基板とUSBケーブル |
| Meta Quest 3で視線を計測 | Quest 3 frame mount | Neon Moduleを取り付ける専用マウント |
| Pico 4で視線を計測 | Pico 4 frame mount | Neon Moduleを取り付ける専用マウント |
子ども用のAll fun and gamesとCrawl walk runは、Pupil Labs社が2〜8歳向けとして案内しています。年齢は目安とし、頭部のサイズや計測中の動きも確認しましょう。成人向けのReady set go!と子ども向けのCrawl walk runは、ヘッドバンドを備えています。
複数の参加者に合わせてレンズを交換するのか、特定の人が継続して使うのかで、検討する構成が変わります。
| 使用条件 | 確認する構成 | 購入前の確認ポイント |
|---|---|---|
| 複数の参加者で使用 | I can see clearly now | レンズキットの対応範囲と必要な度数 |
| 特定の人が継続して使用 | Just act natural+カスタム度付きレンズ | 必要な度数、眼鏡店でのレンズ作製 |
| 子どもが度付きレンズを使用 | All fun and games+レンズキット | フレーム適合と必要な度数 |
| 視力補正とモーション計測を両立 | I can track clearly now | 度付きレンズとIRリフレクターの条件 |
「Just act natural」は、眼鏡店でカスタム度付きレンズを作製・装着できます。レンズの外形についてはPupil Labsから情報を入手できます。
また、「I can see clearly now」には、−3~+3Dの度付きレンズキットが用意されており、−6~+6Dまで拡張可能です。レンズを簡単に交換できるため、複数の参加者で使用する場合に適しています。
I can see clearly now:度付きレンズ交換用
I can track clearly now:度付きレンズ対応+モーションキャプチャ用反射マーカー
「Is this thing on?」は、レンズを省いたシンプルなフレームです。視界を遮る部分が少なく、EEGキャップやヘルメットなどとの併用を想定した設計です。使用する機器の形状や装着位置を踏まえ、フレームとの干渉がないか事前にご確認ください。
「Every move you make」と「I can track clearly now」は、モーションキャプチャ用の赤外線反射マーカーを備えたモデルです。前者はレンズなし、後者は度付きレンズの交換に対応しています。使用するモーションキャプチャシステムや、必要な視力補正の有無を確認して選定してください。
「Safety on」はRevision製レンズ、「The goggles, they do everything」はUVEX製ゴーグル、「All clear」はESS製ゴーグルを採用しています。必要な保護性能や適用規格を、各モデルのメーカー仕様でご確認ください。
「Quest 3 frame mount」と「Pico 4 frame mount」は、それぞれMeta Quest 3とPico 4にNeon Moduleを取り付けるための専用マウントです。VR環境での視線計測に使用します。
「Bare metal」は、Neon Moduleの接続に必要な基板とUSBケーブルを備えた、カスタム開発向けの構成です。メーカーが公開するCADデータを利用して、独自のフレームや装置への組み込みを設計できます。
購入後に別のフレームへ交換できますか?
普段のメガネを掛けたまま使えますか?
レンズは自分で交換できますか?
誤った交換による損傷を避けるため、必ずメーカー公式の交換手順をご確認ください。
アカデミック価格で購入できますか?
希望のフレームを購入前に試せますか?
フレームを選ぶ際、取得したいデータも確認が必要ですか?
特にVRへの組み込みを検討する場合は、使用するヘッドセットと取得したいデータ、「Pupil Cloud」や「API」の利用予定をあわせてご相談ください。
レンズ交換の詳細:メーカー公式の交換手順
フレーム名が決まっていなくてもご相談いただけます。分かる範囲で、以下の情報をお知らせください。
- 研究目的・計測する場面
- 対象者の年齢層・人数・視力補正の有無
- 歩行・運動など、計測中の動き
- 併用する機器や保護具の機種名
- 取得したいデータと解析・連携方法
- 希望する導入時期
Pupil Neonのフレーム選びや、度付きレンズ・併用機器に合わせた構成についてご相談いただけます。
研究内容や対象者、使用環境などをお聞かせください。
フレームが決まっていない段階でも、お気軽にご相談ください。
掲載情報の確認日:2026年11月4日。仕様・構成・取り扱い条件は変更される場合があります。最新の対応状況はお問い合わせください。

